第70訓  ギャンブルのない人生なんて わさび抜きの寿司みてぇなもんだ 今週の話は何げに、空知先生のちょっとした実験だったなと思います。 メインになる登場人物は銀さん長谷川さんツキヨミの勘兵衛かぶき町四天王「孔雀姫 華陀」 の四人となりますが、銀さんと長谷川さん以外は初登場の人物となってます。 ★レギュラーキャラクターの数=ゲストキャラクターの数 になっております。通常は ★レギュラーキャラクターの数>ゲストキャラクターの数 が一般的であるので、今回の話はそれだけで通常と違った雰囲気を持つと思いました。 ゲストキャラクターが一度に2人以上登場する場合、いまいちキャラクター(性格)の掴みにくいゲストを 読者に馴染ませる為に、なるべく多くのレギュラー陣と絡ませるという手があると思います。 性格の異なる既存のレギュラー陣が新しいキャラクターと関わって、その未知の性格を読者に示すことが出来る と思います。例えば新しいキャラクターに対し、銀さん、新八、神楽といった個性的なメンバーが それぞれ一言ずつツッコミをすれば、新しい人物のおおよその性格像が掴み易くなるのではないかと思います。 ところが、今回はレギュラー陣2人に対してゲストも2人となっております。 この時点で、新しいキャラクターを読者に説明させることが難しくなっています。 さらにそれに加えて、初登場であるツキヨミと華陀自体もお互い初対面といった状況です。 (お互い名前は知っていたようですが) 一読した限り、なんとなく学校なんかでのクラス換え直後の、どことなく落ち着かない、 そいううソワソワした気分を与える話であった気がします。 ★俺たちゃいつでも 人生賭けたギャンブラー!! と格好をつけて見たものの、いきなり身包み剥がされちゃった銀さん&長谷川さん。 “ギャンブラー”という響きに漂う、90年代前半のバブリーさが良い感じです。 2人が交互に、パンツに手を突っ込んでいると思ったら、銀さんに至っては両手を突っ込んでます。 ソレ、ポケットじゃあないんだからさ!!せめて片手にしておいた方がいいと思いますね。 ダンディーな雰囲気を漂わせながら登場したのは“ツキヨミの勘兵衛”。 「ギャンブルの女神は自分で口説きおとさなきゃあよ」 と粋でイナセな雰囲気を漂わせながら、パンツ一丁の銀さん立ちの前に余裕の登場っぷり。 彼が「ギャンブルの女神」と発言してから、今回の話の中には何度か女神という言葉が登場していますね。 この『女神』、今回の話しの中では結構重要そうなポイントであると思います。 さて、女神と言えば、今回初登場・かぶき町の賭場を一手に締めている、かぶき町四天王「孔雀姫 華陀」の住まう、 まるで竜宮城のようなお城のデザイン、そして彼女の衣装もまるで乙姫様のようですよね。 彼女も女神を意識して動いているように思います。 ◆ちょっと、「女神」の役割について考えてみました。 「女神」・華陀の気まぐれにより、海の底に沈められる前にラストチャンスを与えられた銀時一行。 女神の気まぐれのゲームの中で、生死のデッドオワアライブをギャグや人情を交えつつもさ迷う3人。 女神が静かに見守る中、結局3人は生還することに成功できました。 話の前半、ギャンブルの女神のご機嫌を取ろうと一生懸命になる銀さんと長谷川さんですが、 結局、「女神のご機嫌取り」は不可能であることを、話のオチが教えてくれています。 女神は高い場所で、あくまで興味深げな視線を投げかけたまま何も運命に関わろうとはせず、 結局は銀さん自身が間違って指した剣のおかげで3人は一命を取りとめているのです。 四天王である「孔雀姫 華陀」が、今回あまりギャグでは関わらずに静かな印象だったのには、 ギャンブルの女神の無慈悲さ、決して(運命を)口説くことは出来ない無力さ、そいういった物を 空知先生が表現したかったのではないかと思います。 ◆そしてもう一つ、「上手い」と思った点はツキヨミの過去についてなんですよ。 一読した限りでは、随分あっさりとした回想シーンだな、と思ったのですが、何度か読み返してみるとなかなか面白い。 「アンタに一つききたかったんだけどよ アンタ ホントにその右目が見えた頃はツキって奴がみえたのかィ?」 「ツキが見えれば 片眼などにはなっちゃいねーさ」 曰くありげな隻眼での登場、 「今はもう目が塞がっちまって 何も見えねェ」 「ほォ その塞がった右目ならばツキが見えると…面白い」 と言った具合に、散々塞がってしまった見えない右目に対して読者の興味を煽りながらも、 結局右目でもツキなんぞ見えていなかった、とサラッと暴露するツキヨミがまた渋い。 女神にも、それは見抜けていなかった様子です。 今週のちょっと一言 ギャンブルが原因で捕らえられた3人は、ギャンブルによって命を救われる、といった話の展開で、 始めから終いまでギャンブル一色のお話でした。 ただ、ちゃんとギャグと人情を混ぜることを忘れないのが空知先生のやり方ですよね。 あ、長谷川さんに憑いている貧乏神的なモノとは明かに銀さんの事だと思いますよ。 長谷川さんにはナゼか自覚症状が出ていない様子ですが…。 奥さんとはまだ別れていないんですね。このヘンの中途半端っぽさがまた彼のダメダメのところらしい。 二度も着物を返して上げたのに、あっさりと恩を仇で返されたっぽくなるツキヨミさん。 彼に「とっておき」の2人組みの貧乏神が憑いたのか!?と思いきや、 一番最後のツキヨミの余裕の表情を見るに、貧乏神よりも彼の方が一枚上手であると思いました。 かぶき町四天王である、孔雀姫・華陀さま。 クールのお顔に特徴的な耳の形、「そなたの名は わしの星にまで…」というセリフから見るに 彼女は天人であるようです。春雨編で登場した陀絡さんと同じ天人のような、近寄りがたい雰囲気を醸し出しています。 しかし夜兎族である神楽といい、陀絡さんといい今回の華陀さんといい、 またその他の天人(「茶吉尼」(だきに)、「辰羅」、)など、銀魂世界における天人(外国人、外星人?) はみな中国がモチーフになっているように思います。銀魂の世界観がもっと知りたい、今日この頃。 ギャンブルの女神・華陀さんにも予想が出来なかった、最後の賭けの行方。 「クク…そんなもんさ 人生」 と、女神すら手玉に取る勢いのツキヨミさんが良いですね。 “ツキヨミ”で真っ先に思い出したのは、銀魂1巻収録のラフ画の"ツクヨミ"嬢です。 中国からモチーフを得た名前が多い中、ツクヨミ(月讀)は珍しく日本神話の神様の名前であるようです。 ラフ画のツクヨミは結構可愛らしかったので、動いている彼女を見たい気もしますが、それはまた別のところで… オワリ!


 第69訓  お母さんだって忙しいんだから 夕飯のメニューに文句つけるの止めなさい 今週はいろいろ凄かったですね。 まず第一に、話のオチが2つあったということに要・注目ですよ! エリザベスが偽者だった……というだけではイマイチ弱いオチなのですが、 (エリザベスは喋らないので、この"ニセモノだった"という事に関する意外性が低い) さらにその後、最後の二ページで何とも後味の悪いオチ(褒め言葉ですよ!)を持ってきたことにより 読後感、読者に与える印象がかなり違ってくると思います。 今回は人情的な話はいっさい介入してこなかったので、ギャグ漫画的なオチを捻ろうとした気がします。 シノビ5の引き際の良さにビックリ!人間、何事にも引き際が大事ですよね。 引き際が良いから、印象に残ることができる。ウ○コと納豆臭にまみれて消えていった、彼らを私は忘れないでしょう…。 ★なんかホントにそれっぽいぞ〜!! うわお、本当にソレっぽい、フリーター戦隊シノビ5!既見感200パーセント。 服部さん以外のメンバー、以前にどこかでお目にかかった気がしまくり。皆さん、妙に郷愁をさそうお顔立ちです。 薫さん色っぽいなー。峰不二子のようなお色気キャラなのに髪の毛が短いのは、さっちゃんの髪が長いからかな? 服部さんは今後も登場しそうですけれど、残りのシノビ5のメンバーたちは今回限りになりそうです。 さっちゃんが初登場時に組んでいた二人も、それ以後音沙汰がないですからね。 ゲストキャラにしてはちょっと勿体無いなァと思ったりしました。 服部さん、銀さんに恨み山盛りのようですが、銀さんはお約束的に何も覚えていない様子。 コレ、結局最後まで銀さんが思い出せなかった、いや思い出す努力を全くしなかったところが笑えます。 「てめーとはヤケに話があうな。もっと違う出会い方をしたかったもんだぜ」 とクールな面持ちで語る銀さんに、服部さん怒り心頭。 嫌な記憶というものは、どんどん捨てていった方がいいと私は昔から思っているので、 服部さんもそんなちっちゃい事はどんどん流していった方がいいと思いますね。 「だったら俺も覚えてねェ!お前なんかしらねェ!!」 「覚えてねーけどなんか腹立つんだよォ!!」 銀さんが「じゃあ闘り合う理由もねーだろ」と言った時点で、この勝敗は目に見えていたかと思います。 銀さんがボケ、服部がツッコミ役に振り分けられてしまったことで、圧倒的に銀さんが強くなってしまいましたからね。 ボケられたらもうツッコムしかない。ボケの前にツッコミの勝ち目はありません。 薫さんのバラ攻撃!セー○ームーンのタキシード仮面の登場シーンを彷彿とさせますね。 さっちゃん、猿の如き身のこなしで攻撃をかわす!! 一体どんな攻防が繰り広げられるのか……と思いきや、読者とお奉行が目を離した隙に、 いきなり「女特有の陰険な戦い」にもつれ込んでいる様子。 挙句にクビの締め合いをしてますけれど、上になったさっちゃんの腰の辺りが微妙にセクシーだなァ… とか思ったのは私だけでしょうか…ね? 今回ちょっと嬉しかったことと言えば、やはり新八が大活躍したことでしょう。 少なくとも、自分の目には新八がさも活躍しているかのように映りましたよ。 カレー攻撃では一人取り残された新八ですが、シノビの3人と神楽が腹を下してからの活躍ぶりには 目を見張るものがありますね。 といいますか、韋駄天の剛の分身の術を見て、ハマーさんの分身の術を思い出してしまいました。 ハマーさんのオチとしては、対戦相手のハミーが中々見破ってくれないので、動き疲れてハァハァいってダウンしちゃった、 という感じだったと思うのですが、剛の分身術では本物だけがハァハァいってますよね。 「分身の術」と一口にいっても、色々種類があるのでしょうかね。ハマーさんの場合は一人の人間がたくさん動いて 何人もに見せかけていましたけど、剛の場合は本物以外の分身はあくまで幻のようなものなのでしょうか。 などと真面目に突っ込んでみましたが、今回一番笑った場所でした。 新八がこめかみに怒りマークをつけているのにも密かに笑いました。強い!新八! 堂々と宣言してからドーピング術を使おうとしたシュワちゃんですが、アッチの方にも気合が入ってしまったみたいで 新八に瞬殺。松尾さんは計算するまでも無く、カカト落としをくらってダウン。 シノビ5、みな懐かしいお顔をしているばかりではなく、持ちワザまでが何ともノスタルジック。 松尾のように、勝率何パーセント、と計算するキャラクターは良くいましたよね。 私が最後に見たのも(前回登場の隠しモニターに続いて)、幽遊白書の登場人物だった気がします。 今じゃすっかり、ギャグネタ以外の何モノでもないですよね、こういうキャラクターは…。 銀さんと服部さん、さすがジャンプ愛読者同士、いつの間にかジャンプ談義に花が咲いています。 「聖侍聖矢」セイントセイヤ!!アレ、本当はどんな漢字だったっけ??本当は「聖闘士 星矢」ですね。 おぉ、話に乗ってくれるお奉行、結構イイ人ですね。 「ちなみに あの技はこうだ!」 右腕を上に上げて、左腕を構えるお奉行のポーズが正解なんでしょうか? 「銀サン!!早く決着つけないと神楽ちゃんがヒロイン史上最低の暴挙に!」 新八の横で死にそうな顔で喘ぐ神楽ちゃん。 いやぁ、今回はウ○コを胸に擦りつけてしまったり、お腹を壊してウン○が出そうになったり、 本当に散々な目にあって可哀想だなァと思っちゃいます。コレはヒロインの扱いとは思えないデスヨネ〜。 銀さんにも「どーでもいい」って言われちゃいましたからね。イヤ、確かに命の危機とかではないけれど、 乙女としてヒロインとして、絶対避けなきゃならない事態ですからね。 その辺りの乙女心をもっと汲んで上げなきゃダメですよ、銀さん! 何を考えたのか、いそいそとラマーズ法の指導を始める桂。神楽ちゃんもなすがままに呼吸法をおっぱじめてます。 必死な神楽ちゃんに比べて、非常に落ち着きまくった桂のしたり顔が印象的です。 いやしかし、今回はいつにも増して新八のツッコミのキレがいいですよね。 いよいよラストバトル!! 銀さんVS服部! いまいち緊迫感に欠けるまま、いよいよ最終決戦になだれ込んじゃってます。 脇薫さんの忍法 『呪縛旋花』 で身体の動きを封じられる銀さん。えっ!?何気にピンチじゃん!? と思ったのも束の間、さっちゃんの納豆バリアーが!! そういえば思い出したのですが、いろいろな匂いの度合いを測定する装置があるじゃないですか。 TV番組内で、装置を使って納豆の匂いを測定したところ、かなりの数値を記録していたように思います。 そう考えると、バラの匂いすらかき消す、という防御法もまんざらでもないですよね。 ちなみにさっちゃんが呟いた『臨兵闘…』ですが、 「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前」の九つの文字から成る密教の邪気を払う真言であり、 この九字の意味は『臨める兵、闘う者、皆陣をはり列をつくって、前に在り』というものらしいです。 なるほど、納豆臭=邪気を払う真言 だったというワケですね。 でもこんな真言、読者は分かるんでしょうか!?少なくとも私は分からなかったですよ。 空知先生は結構物知り…というか、雑学が多そうな気がします。 服部は患部を狙われ、敗退。最後に残ったシノビ5の薫さんも、さっちゃんの納豆攻撃にて撃沈。 良く考えてみたら、納豆を顔に直撃させられただけで倒れるのはオカシイのですが、 さっちゃんの持つ納豆は、なぜか他の納豆と違って凶器であるような気がします。 納豆の前に倒れても、何の違和感もないといいますか。 神楽ちゃん、便意に耐えかね、カラクリ屋敷を破壊しながら外に脱出……。 そうか、神楽ちゃんは力持ちだったよね。トイレに向かったのか、その辺で足しちゃったのか…。 「間にあえばいいですけど 神楽ちゃん」 (新八) 桂とエリザベス、感動の再会。 銀さん達にボコられて満身創痍の桂の目に映ったのは………。 ★信じたくない事もあるよね…。 エリザベス、桂との喧嘩後に素早く気持ちを切り替えて、なんと所帯を持ってました! 子供はちゃんと喋る事が出来るんですね。すごいです、天人と地球人のハーフ!? これから一体どうなるんだろう?う〜ん、予想するだけ無駄な話ですけれど、エリザベスがどこに向かっているのかが 気になります。 新八のツッコミが非常に快調で、面白かったです。 シノビ5の内の3人、事前に桂が毒を持ったとは言え、新八がほとんど倒したみたいなものですよね。 その新八の活躍ぶりとは裏腹に、今回は神楽ちゃん、何にも生産的なことを出来ないまま終わってしまいました。 うーん、前・中・後編を通して、ウ○コとカレーまみれになりながら、涙を流す姿、ちょっと可哀想でしたけど ちょっと萌え。こういう気持ちってSっていうのでしょうか?さっちゃんがM発言をしてからというもの、 良くSとMの関係について考えるようになっちゃった気がします。 あ、タイトルのお母さん云々、というのはラストのエリザベスJr.の事を指しているのでしょうが、 桂の「知らない人からもらった物を食べるなと母親に習わなかったのか」というセリフにも微妙に関連がある気もします。 こういう、微妙なネタは空知先生が好みそうな気がします。 おわり!!


 第68訓  月は何でも知っている「普段さァ 肛門に光なんてあたらないじゃん」 この一言に、すごい説得力を感じてしまいました。確かに一生、光に晒されることのない場所ですよね。 しかし服部さん、今は一時的にフリーで雇われているだけのハズなのに 痔持ちであるという恥ずかしい噂がさっそく広まっている様子です。でも治って良かったね、痔……。 銀魂読者にとって今回の乗り込み作戦、普通に銀さんがリーダーのような感じでいましたけれど (あ、自称神楽ちゃんがリーダーか)乗り込まれる側にとったら、あくまで桂が首謀者的な存在なんですよね。 でも「狂乱の貴公子」っていうネーミングがすごい。 幕府側の人間にとって、桂はかなり名の知られた人間であるようだと再認識。 銀さんの十八番は忍法「隠れ身の術」 忍者修行の折にゴミ箱にもぐり込み、隠れ身の極意を我々読者に見せてくれた銀さん。 今回はお月様を頭にくっ付けるという、誰も予想だにしない大胆不敵な隠れ身の術を披露してくれました。 主人公のクセに、攻撃方法が一番格好悪いとは一体どういうことでしょう!? あ、「…ワリーな 痔は医者に治してもらえや」という捨て台詞は何だか格好良かったです。 無防備な肛門に蹴りを入れた後だとは思えないくらい! さっちゃんの十八番は忍法「眼鏡がないと明日も見えない」 手裏剣を使って格好良く登場したかと思いきや、相手の後ろをとり、すかさず納豆メガネ攻撃!! 不意打ちをくらってパニックに陥る役人さんたち。 「ひょっとして一生このままなの!?絶対いや!!」 指輪が指から抜けなくなったり、鼻の穴にふざけて入れた豆が取れなくなったりしたときに、 こういう考えが頭をよぎりますよね。 「眼鏡がないと明日も見えない」は、さっちゃんの名言だと思います。 新八の十八番は忍法「とりあえずホルスタインにしたけど やっぱ地味」 新八、カッコいい!!何でそんなにキリリとした表情をしてるんですか!? それにまた、攻撃方法がすごい。 さっちゃんの納豆メガネ攻撃のどさくさに紛れ、持ち前の影の薄さを活かして 敵の背後に、ごく自然に回りこむッ!! でも後ろを取ったからと言っても、木刀で二人を倒したということは新八もなかなか強いんでしょうね。 何ていったって道場の息子ですもんね。 「…アレ」「誰 君?」 のところの新八のニヤリ笑いが面白いです。こう、「作戦成功〜」みたいな不敵な笑み。 神楽と桂の十八番は忍法「なんかメッチャカレー投げてくる」 息がピッタリ!神楽と桂、ダブルカレーの連携攻撃。 リーダーは激辛ですか、それで桂は中辛に収まった模様です。 神楽の凛々しい顔は可愛いけれど、桂の澄まし顔はなんだか笑えてきますね。 イヤだって、両手でカレーをささげ持ちながらの決めポーズ。 神楽と桂、二人は「ごっこ遊び」的な、こういう設定が好きなんでしょうね。 子供がよくやる遊びですけれど、最初に決めたキャラクターになりきって遊ぶといいますか。 神楽はまだ子供だからとも思いますが、いい大人である桂がノリノリというのがまた面白いです。 服部さんが発する「すぴゅん」という擬音に度肝を抜かれつつも、いつの間にか簡易ブロック塀に隠れるゴニンジャーたち。 ここでも神楽と桂の「リーダーと子分」的な関係が見えて面白いです。 「私 肩出てるヨ!やられる!肩持っていかれる!!」 「俺にいたってはまる出しだぞ やられる!全部持っていかれる!!」 さりげなく神楽のマネをする桂が面白いです。コレ、銀さんとさっちゃんがしっかり中に収まっていて、 それとは反対に桂が思いっきり追いやられているのが笑えます。 銀さん、これ自分で作ったの?仕上げに「へのへのもへじ」とウンコを描いて出来上がり。 でもゴニンジャーなのに一人分しか作らないだなんて、リーダー失格です! しかし、お妙さんをかけて近藤局長と戦った時分には木刀を削って小細工をしてみたり、 ケーキ作ったり、意外と器用ですよね、銀さん。ちなみに、基本的に手先が器用な人は、 何をやらせても上手い、って言いますよね。あ、銀さんのお菓子作りは一話目以来ありませんが…。 納豆臭い手で、銀さんに「頬にタッチ」攻撃をしかけるさっちゃん。 納豆って自分が食べてる時は何も思わなくても、人が食べていると途端に臭く感じますよね。 コレ不思議。 塀の後ろが定員オーバーなのを受けて、もれなく松の後ろに気軽に移動する桂さん。 … …… ……… なぜかつかまらないゴニンジャー。 でも連行されるエリザベスを見つけ、思わずダッシュの桂。 「ホワイト!みんな! 一緒に来てくれるのか!?」 「てめーのせいでバレたんだよ!殺すぞ! ホント!!」 桂はカレーニンジャーだけでは飽き足らず、五人戦隊にまでなりきっている事が発覚! ホワイトとみんなの後援を受けたと素で思っている様子です。 あ、M(さっちゃん)は無敵だけれど、天然(桂)もたいがい無敵だと思います。 「あわわ カレーがこぼれちゃうヨ! 死んじゃうヨ!」 のコマの神楽ちゃんが可愛いです。最近の神楽ちゃんには可愛らしい萌を誘う場面がたくさんあって、 おそらく空知先生の思惑通りに萌えている自分がいるという。まぁいっか! 走りながら美人秘書よろしくメガネに手を当てるさっちゃん、忍者道具のまきびしをぶちまける! 転んださっちゃんの><←この目が何か可愛いです。昔神楽もしてましたよね。 ところで、新八の「さっちゃんさん」という呼び方が可笑しいです。さっちゃん初登場の時もこう呼んでましたし、 今話では二回くらい呼んでましたので、これからもこの呼称でいきそうです。いいですよね、さっちゃんさん! 「おっ!!うまいことバリアみたいになりましたよ」 新八は人の失敗などをフォローするのが上手ですよね。 記憶喪失になった銀さんに対する態度を見てからそう思ってます。 銀さんと神楽ちゃん、二人でせっせと巻きびしを投げつけるうしろ姿が面白いです。 「虎穴に入らずんば 虎子を得ず」 摩理之介が登場した、松茸の話の中でも銀さんは言ってましたね。何か思い入れが? 追っ手が誰も来ないのをいぶかしむ新八とさっちゃんに対して、 「貴様らとはくぐってきた修羅場の数が(略)くだらぬ罠などに(略)…」 桂が言い終えるのも待たずに、さっさと閉まりだす入り口の門。 あ、厠にオートロックって結構いいな…とかちょっと思ったのは恐らく自分だけでしょう。 ほんの一昔前までは、少年漫画でもよく見られたと思われる隠しテレビ。 コレ、いつからなくなってしまったんでしょうね。少なくとも、幽遊白書ではバリバリ活躍していた記憶があります。 それ以後は……あ!ジャガーさんでもありましたね。ピヨ彦が実家に帰った話で、「ぺ笛」という珍笛を賭けて ジャガーさんと争い、実家の地下室にるカラクリ部屋を攻略して行くんですよね。 で、なぜかモニターには逐次オヤジの顔が。「父さんがいろいろ使ったティッシュの道」が印象的な一話でした。 最近はギャグ漫画にその名残を見るくらいでしょうか。 神楽ちゃんがサクサクとドアを開けて進んで行こうとするも、そこには卑劣な罠が!! 息もピッタリ、銀さんは木刀、桂は真剣とおぼしき得物で応戦! 今回の話を読んで本当に今さらですけれど、銀さんと桂は息が合っているなと感じました。 思い出せば春雨から新八と神楽を奪還する話、オカマになりかけたアノ話、 二人が組むといろいろな意味で最強になれるんじゃないかと思いました。 友情とはまた違う感じなんですけれど、性格的には一番合うのかも知れないという印象です。 いや、本当に今さらなんですけれど、空知先生がこの二人をコンビとして意識して描いているのでは、という 印象を受けました。 真選組は、組内での結束力などがチラチラと垣間見える反面、万事屋に対してはあくまで ギャグ主体で絡んでいるように思います。桂の場合、攘夷派の浪士たちがほとんど見えてこない反面、 万事屋、銀さんに対しての関わり方には極めて少年漫画的な、友情・努力・勝利がチラッと…見えるのではないか… と考えてみたりしましたが、そこまで言い切れるものでもないですね。 「ホント かわいい人達ね」 カラクリ屋敷の中でハッスルする銀さんと桂を見つめる さっちゃん、新八、神楽ちゃん。 さっちゃんと新八が冷静な眼差しで見つめる中、神楽ちゃんのちょっと笑みを浮かべた口元が印象的。 あの光景を微笑ましいな…とでも思っているのかも知れませんよね。なんかいい感じです。 ちなみにさっちゃんと新八、二人が並ぶと眼鏡コンビみたいで面白いです。 「フフ 案ずることはない、最後の部屋にはアレがある」 うわー、桂さん!!捕らわれのエリザベスを目前にして、普通に飛び出して行ってます。 飛び散る"くない"から、神楽と新八を守る銀さんがさりげなく格好良いと思いました。 あ、新八の頭を押さえつけていますけど、神楽ちゃんを中の方に入れてあげているのがいいなァ〜と。 さっちゃんは元・お庭番衆ですから、こういうのは慣れていそうですけどね。 服部さん、エリザベスの中から颯爽と登場して悪役っぽさを演出。 やはりさっちゃんとは元・同僚、顔馴染みであった様ですね。 40訓でさっちゃんが鮮やかに登場し、49訓で登場をみた服部さん。 その後ちょくちょくと読者に姿を見せながら、「あの二人は共に元・お庭番衆だけれど、知り合いなのか?」 という疑問と期待をあおりつつ、68訓目にして満を持しての初めての顔合わせとなりました。 「お庭番衆の中でも最も恐れられた 随一の忍術使い」 (さっちゃん:談) 「お庭番衆をリストラ」 (トム様:談) あれ、どっちが本当〜?随一の忍術使いでも、天人流入の影響は免れなかったと思っておきましょう。 ちなみに服部さん、ルパン三世における次元のように目が隠れておりますが、 初登場時は一応目元が確認できますね。あきらかに共通しているのは「痔持ち」くらいですね。 部屋の柱の背後から、次々と現れる忍びの者たち、おぉ、服部さんが悪役っぽいです。 ラストのページ、「最強の五忍」に囲まれるゴニンジャー、桂がアップになる次のコマでも 立ち位置が正確に描かれているのがいいなと思いました。 ★究極忍者バトル開戦ッ!! 今週のちょっと一言 神楽ちゃんと桂の息の合ったカレーニンジャー、銀さんと桂の息の合ったカラクリ屋敷攻略が印象的でした。 桂のような天然タイプは、どんな人とでも上手く合わせられるのかも知れません。 あとはさっちゃん。銀さんに惚れてはいるけれど、「なんて負けず嫌いな人達なの」「ホント かわいい人達ね」 など、クールなセリフを吐くあたりがさっちゃんらしくて良かったのではないかと思います。 そして今回はきたるべきバトルに備えて、一度もメガネを落とさずに来れました。やれば出来るじゃん!! 来週は1対1のバトルでしょうか?ちょっとワクワクしますね。 ただ、服部さん以外の忍者達はみな同じ衣装を着ていて見分けがつかない状態ですので、 普通に少年漫画的にタイマンで…ということはなさそうです。次回はどう出る、銀魂!? お わ り !


 第67訓  Mってある意味 無敵 1P目、みんないきなり食べ物に釣られてるじゃないですか。 でも、新八の目の前にある食べ物が分からん!!ロゴというか、タイトルで消えている…。 先週も、一人ロゴの為に足が消えて幽霊のようになっていた新八ですけど、今週も引き続き容赦なく消されております。 新八らしいといえば新八らしいかも……あ、銀さんのパフェはパピーにマロンパフェ?食べさせてもらって以来ですね。 神楽ちゃんの食べ物はアズキのかき氷か何かだと予想。 表紙の銀さん、アホみたいだけどちょっとカッコいいです。GINTOKIって忍者っぽい名前。 男の人は忍者好き多いですよね。何はともあれ ★空知英秋、本音を語る!最新JC7巻いよいよ発売! が気になります。 まるでヒロインのごとく、いつの間にか捕らわれの身となっているエリザベス。 いや、桂にとっては本当にヒロインのような気もしないでもないですが…。 出た!!☆くノ一カフェ☆!! メイドカフェの劣化版!!じゃない、強化版!! え?さっちゃんって一体何者?クセ者?? 何かものすごいたくさんの萌え的要素を持ってることに気が付きました、彼女。 くノ一、眼鏡っ子、オッパイ、M女、昼の仕事はコスプレカフェ、夜は幕府相手の殺し屋家業。 ………無敵じゃん!さっちゃん。 さっちゃんのM女ぶりが徐々に明らかになりつつありますが、 さっちゃんがお妙さんとキャサリンと張り合うアノ話、そこでM女の設定が出てきたのが急に感じたんですよ。 でも、記念すべきさっちゃん初登場の話を読み返してみると、 「夫婦の間に間違いなんてないわ どんなマニアックな要望にも私は応えるわ。」 というさっちゃん力強いセリフの節々から、M体質が既に伺えているじゃあないですか。 彼女のこれからの立ち回りに大いに期待です。私にMの極意を学ばせて下さい。 「私 昔将軍様にお仕えしてたから幕府相手に下手なことはできないわ」 「今日だって幕府関係者から仕事の以来が…」 さっちゃん、全蔵と同じく幕府をリストラされたのかと思いきや、いまだ幕府関係者を繋がりを持つとの事。 いや、リストラされた全蔵だって、幕府関係者と思しき人物の内密の配下となってますからね。 幕府をリストラされたと言えども、彼らのような忍びの者は重宝がられているようです。(さっちゃんもすごく忙しそうですし) いじくってた携帯を木刀で粉砕されちゃうさっちゃん。銀さん、客の前でいじくんな、とは言ってるものの そもそも頼み事を持ってきたのは銀さん側なのにさっちゃん可哀想だな〜と思ったのも束の間、 「…フン 厳しいのね」 うわー、Mって本当に無敵かも知れない。ところでさっちゃんのMっぷりに新八はいろいろ忙しく突っ込んでいますけど、 神楽はほとんど茶々入れてないですよね。新八って、自分にスポットが当たっていない話でも、 ちゃんと自分をアピールできているところがエライと思います。 さっちゃん、銀さんに惚れてると言えども、彼の依頼よりも幕府関係者との繋がりと昼の仕事を取った模様。 でも銀さんの方が一枚上手だったのかな? さっちゃんの眼鏡を取り上げて、彼女のM体質を大いに利用。 眼鏡を取られたさっちゃんが、銀さんの言うことをきくようになるコノ過程、子供さんには意味不明なんじゃあ…。 私にも、ちょっと不思議なやりとりに見えました。SとMの関係は深い…。ところで銀さんはSなんでしょうか? 個人的にはSの気が強いと思うんですけどね、どうでしょう。少なくともさっちゃんは銀さんをSだと思っているようです。 神社の鳥居の前に集まる一行。 うわー、こういう神社に集合すると、昔ながらのいかにも少年漫画でいう 「修行するぞっ!!」ってな雰囲気が伝わってきて良いですね。 忍者装束、新八だけ水玉模様!さっちゃんのイジメ?でも地味な新八にはちょうどいいかも知れません。 アレ、神社で修行するのかと見せ掛けて、一行が向かったのは・通称「忍者通り」。 新八の律儀な突っ込みに大して、神妙なポーカーフェイスでSとMを鮮やかに使い分けるさっちゃん。 まぁ、こういうのはお互いの相性でしょうからね。ハイ。 さっちゃんが下したミッション。 「店員にも客にも気づかれることなく 好みのエロ本を買ってきなさい」 自ら、影になる為のテクを披露するさっちゃん。 解説を加えながら、鮮やかな手つきでエロ本を抜き取り、堂々のミッションコンプリート!! 誇らしげに掲げられたエロ本には……「M娘倶楽部」 ココまで、己の性癖をさらけ出せるさっちゃん、ある意味尊敬しちゃいます。 リーダー神楽の命令の元、カレーを片手に乗り込む桂。 忍者並みのスピードで好みのエロ本をゲットするも、カレーをこぼしてまさかのB評価。 桂の仇を討たんと、ほふく前進を披露する神楽。 しかし、建設的なことを何もすることなく、犬のウンコの前に敗れ去る。 「銀ちゃーん 道に犬のウンコおちてた どうしよう…」 銀さんに泣きつく神楽ちゃんが可愛いなぁ。さっちゃんからも、同情のA評価をゲット。 そして真打!!銀さん堂々の登場。 堂々たる態度で「隠れ身」を使う銀さん。 露骨に銀さんをひいきするさっちゃんに、タッグを組む神楽と桂。 二人の力関係は 神楽>桂 ってな感じですよね。人種の差と年齢の差を越えて、なぜか対等にやり合う二人。 攘夷思想を持つ桂と、天人である神楽の接触に関しては、結構気にされている方もいたと思うのですが、 今回初めて絡んだ二人、特にそのような確執はないようです。と言いますか、かなり相性良さそうです。 リーダーと配下。 銀さんの命の危機を、気のせいでしょ、と解決させて次に進む面々。 あ、新八まだ残ってたんだ!銀さん登場のとき、真打でラストだと素で思ってたよ。スマン、新八よ……。 新八の一連の動きがいちいち笑えます。特にレジにお金を置くポーズとか、思いっきり腰が引けてるじゃないですか。 しかも、「やった 買えた」のコマの喜び振り、初めてエロ本を買ったんじゃないの?と言わせんばかりです。 「あなたに」というタイトルと表紙の水着の女の子、 さっちゃんや桂などのマニアックなのとは違って若者らしくて良いと思いました。 一同が、新八の存在感の薄さに驚嘆している頃、銀さんは満身創痍で帰還。 ゴミ箱に入っていた事実をあくまで認めない、往生際の悪さはさすが銀さん。 見覚えのあるうしろ姿とジャンプ。全蔵が戻ってきた! 悪モノ顔の幕府関係者についている様子。 顔見せ初登場時に、銀さんとジャンプを賭けて争った全蔵ではありますが 彼はこれからも、銀さん側とは敵対する感じで登場するのでしょうか? 最初、シリアス的に登場したキャラクターが、だんだんとギャグ的なポジションに落ち着くのは結構あるように思うのですが、 全蔵のように、その反対、最初ギャグで登場したキャラクターが、どこまでシリアスチックに動くのかが楽しみでもあり、 ちょっと新鮮だと思いました。 忍者戦隊 誤認ジャー! じゃなくてゴニンジャー!! 屋根の上の五人がカッコいいです。みんなキマってる!(桂以外) 銀さん、表紙もそうだけど、片目だけだと何かいいですね。 ★次号、ノリノリで忍者バトル開戦!! 今週のちょっと一言 銀さんの得物は洞爺湖木刀、桂の得物は刀と爆弾?神楽の得物は番傘。 新八は手ブラだけれど、どうやって戦うのでしょう?あと、さっちゃんの得物が気になります。 彼女、まだ一度も得物が登場してないですよね。全蔵と同じく、手裏剣攻撃を期待しておきましょう。 あ、宗教の話で登場した痔持ちの忍者・服部さんは全蔵のことですよね。 お わ り !


 第66訓  さくらんぼってアレ 桜の木になるの? ↑コレって、誰しも子供の頃に一度は考えることですよね。  小学校の校庭にはたくさんの桜の木があって、さくらんぼみたいなのがたくさん実ってました。 食べると酸っぱくて、アレは普通のさくらんぼじゃなかったみたいです。 表紙は真選組局長・近藤!! やった、近藤さん来ました。ギャグで来るのか、表紙が待ち遠しいです。 カラーが ! ! ! 空知先生、カラー絵が随分上達されてませんか? ★桜吹雪と共に舞う! 俺たち時代劇ヒーローズ!! ホント、いろいろな時代劇が微妙にミックスされた三人の出で立ちです。 カラーいいなァ。 銀さんカッコいい、神楽可愛い、新八渋い。 銀さん、黒の着物に茶色の袴という色の組み合わせはちょっと微妙だぜ?などと思ったものの 無精ヒゲとかその無駄にカッコいいポージングなんかがえらくワイルドに決まっていて最高です。 でも、髪は銀髪なのにヒゲが黒いのが不思議。でも白ヒゲだったらおじいちゃんになっちゃいますよね。 あ、ヒゲヒゲ言ってたらヒゲマニアみたい。別にヒゲマニアではないです。 私の知る限り、ヒゲマニアと言えばモエモエ@マサルさんくらいです。彼女は立派なヒゲ職人になれたのでしょうか? あ、桜の刺青もいいですね。遠山の金さん。コレは銀さんと金さんをかけている? 神楽ちゃん可愛いなー。 神楽は透けるような肌の色をしているという夜兎族でありながら、今までのカラーでは あまり色白には描かれていなかったと思いますので今回みたいに色白に描かれているだけで満足です。 あと、髪の色がオレンジ?ちょっと赤毛っぽく見えるのは私の目のせいではないですよね? 神楽の髪は、連載開始のジャンプ表紙と第三訓のセンターカラーまではオレンジっぽい色で描かれていたものの、 一周年記念のお花見のカラーでくすんだピンクのような色になって、それからはずっとピンク系できていた気がします。 でも個人的にはオレンジっぽい色の方がいいかな〜と思います。印刷の加減で微妙に変わってくるのもあるのでしょうが。 あと、超・超個人的に、神楽の足が色っぽいな〜と思います。 空知先生の描く美脚っぷりが大好き!と、中途半端にマニアックな内容を隙あらば書き散らかしている私ですが、 今回神楽ちゃんの貴重なおみ足を拝見できて非常に満足です。 しょっちゅう言っておりますが、空知先生の描かれる足がキレイで大好きです。男女関係なく。 今回の神楽ちゃん、特に右足のフトモモまで見えちゃってるのに全然やらしさがないところが さすが空知先生だなと改めて再認識。全体的に露出が多くて、すごく貴重なカラーだと思います。 ツインテールも似合ってますね。 新八、一人渋い!! でも足が消えている。タイトルロゴをのけたらちゃんと描かれているのかな。 銀さんは『遠山の金さん』、神楽ちゃんは『必殺仕事人』、というのはチラホラ見たんですけど、 新八が分からない!という感想も多いように思います。 「あっしには関わりのねえ事でござんす」との名台詞を持つ、『木枯し紋次郎』ですよね。 髪型が新八のまんまなんでアレなんですけど、長い爪楊枝をくわえているので、ほぼ間違いはないかと。 さすが新八、一番影が薄いであろう紋次郎をあてがわれるとは。ちなみに紋次郎とは流浪の渡世人でありますが、 天涯孤独であり、ニヒルさ、冷たさ、人情加減など、銀さんが一番近いのではないかとちょっと思いました。 銀さんと神楽の肌の色の違いとか、腕の太さの違いなんかにちょっと萌えました。 空知先生の、丸みを帯びた女性的なペンタッチはすごく好きですね。 出しときゃ良かった!アフター・ザ・フェスティバル。後の祭り。人気投票とセリフ投票。 真選組はやっぱり強かった。でも近藤局長はそうでもなかった!。。。トホホ。 高杉すごい根強い人気ですね。久々にターミナルのお祭りの話を読み返しちゃったよ。 彼は再登場するのかな?るろ剣の志々雄のような、狂気を具現化したような存在になったら面白いと思います。 新八と神楽が軒並み振るわなかったですね。神楽ちゃんは稀に見るキュートなヒロインだと思います。 次は新八に入れようか、でももし銀さんが一位を取れなかったら格好がつかなさすぎですからね。 神楽ちゃんだけ仲間はずれもあんまりなんで、もし次回も投票があるならば、万事屋の三人に入れたいなァ と思った次第です。あ、ハム子がキャサリンを負かしていたのがちょっと嬉しかったです。 キャサリンも好きだけど、どちらかと言えばハム子派な私です。 セリフのタイムマシンネタは、空知先生も二度使われてましたし中々完成度の高い一発ギャグだと思います。 コレはセリフだけじゃなくて、自販機に頭を突っ込む銀さんの不可解な行動と合わせて笑うところだと思います。 しかし、セリフ投票は票が割れそうで、結構難しいのではないかと思います。 本編。 私は花粉症ではないので、花粉症の辛さを親身になって実感するのが難しいです。 空知先生は花粉症なんでしょうか?ジャガーさんも花粉症ネタでしたけど、うすた先生は毎年、 春になるとジャンプの巻末コメントで己の花粉具合について触れておられますね。 しかし万事屋三人のクシャミ、女の子である神楽ちゃんが一番えげつなく描かれちゃってます。 でも三人とも同時に花粉症の症状が現れて良かったですよね。 ジャガーさんの場合、一人だけ仲間ハズレになるのが嫌だったと見えて、 みんなのクシャミに無理やり参加しちゃってましたからね。 ちなみに彼が一番の重症であったことがラスト明らかになりましたが。 神楽のまいけるじゃくそんクシャミに突っ込むかと見えた銀さん、じゃねっとじゃくそんクシャミでさらにボケ、 そしてさらに、神楽のまえだたいそんクシャミが上乗せされてます。そこでやっと新八のツッコミが。 宗教話の前編、三人で鍋を囲んでいたときの「銀ちゃんの 足の裏みたいな味するよ」辺りの流れと 微妙に似ています。ただ、鍋のネタの方が、新八の突っ込みの粘りがあって、完成度は高い気がします。 銀さんがいきなり 「あーチクショ この作品は…」 と語り始めたのでビックリしてしまいました。新八も 「余計な気を回さんでいいわ! 下でやるから下で!」 と言っております。漫画を読ということは、作品という箱の中で動き、しゃべり、考えるキャラクター達を 読者が外からコッソリと…眺めるようなものだと思っているのですが、こんな風に急に、コッソリと覗かれていたハズの キャラクター達が、読者の目を意識するような発言をすると、一瞬ドキッとしてしまうんですよね。 エ!?君たちは読者の存在を知ってるの??みたいな。まぁギャグ漫画ワザの一つですよね。 さて、これは担当さんとのコラボレーションと言えるのでしょうか? 銀さんの寝室である和室が、いつもと違う角度から描かれてます。 居間から入って右側にタンスが置いてあります。でも、ホントにスカスカで荷物が少ないですね、銀さん。 私は過去の遺物を溜め込み、そのまま忘れてしまうタイプなんですけれど(どんなタイプなんだって話ですよね) 銀さんは過去にはあまり拘らず、あまり多くを持っていかない人のような気がします。 ところで新八と神楽、口ゲンカでは対等にギャーギャーやってますけれど、 手が出始めると神楽ちゃんの方が強い様子です。新八だけパンチ食らってます。 となりのヘドロ、ヘドロの森。アラ、どこかで聞いたことのあるフレーズを繰り返す銀さん。 今年はスギ花粉ではなく、『どこだかの星の植物』らしいので、ヘドロさんは恐らく天人なのでしょう。 いやまァ、容姿からも明らかですが。 「どう見ても あのツラ地球征服しにきたツラだろーが」 「昼間は花屋で夜は本業の地球征服してんだよ」 地味にむっちゃ笑いました。地球征服しにきたツラとはヘドロさん可哀想。 しかも、花屋をするのと同レベルで地球征服を語っちゃう銀さん。 「マジでか!」 マジじゃねーよ、神楽ちゃん。ゴキブリの話を思い起こさせますよね。 ゴキブリ巨大化の原因が、酢昆布にあるとか言う銀さんの妄言をあっさり信じちゃったところと似てますね。 銀さんの言うことを何でも鵜呑みにして信じちゃうのはダメだよ、神楽ちゃん。 大人が常に正しいことを言っているとは限りません! そういうのは自分が大人になってから気付くものですが。。。 鼻ちょうちんの定春可愛いです。 ちなみに首根っこつかまれる神楽ちゃんも猫みたいで可愛いです。 回覧板を投げ捨てて去るキャサリンも花粉症。 かぶき町の看板たちが、妙に気合入れて描かれていると前から思ってます。 アシさんが描いているのかな?今週の一番ヒットは ゆめうつつ 淫→ です。淫と書いて、インと読ませる。 ちなみに「ゆめうつつ」はきゃばくらではなくて、ラブホな気がします。どうでもいいことですけどね! 子連れ狼に扮する銀さんと神楽ちゃん。 神楽ちゃん、ツインテールならぬポニーテール!しかも着物は夜兎マークのうさぎさん入り。 (横顔具合が、プレイボーイのウサギにも見える) 乳母車から足、はみ出しまくり!神楽ちゃんは小柄でありますけど、さすがに乳母車の中だとでっかく見えますね。 当たり前ですけど。だらんとはみ出したあしが、何か切ないです。 新八の見事なコケっぷりにて、捕らわれの身となる三人。 「日本昔話みたいになってるよ」 これ以降、本当に昔話的な展開になっていっております。 まず、囲炉裏がある家に住んでいる時点で、ヘドロさんには昔話的要素が備わっています。 ヘドロさんの善意?を、ことごとく取り違え続ける万事屋の面々。 でもヘドロさん、危篤なハズの親父さんに、「お葬式の際はぜひうちの花を…」 などと気が早いこと言ってます。誰も突っ込んでないけど! やばっ!!銀さんに怒られる! 私はヘドロさんのように、ジャンプを冷蔵庫の下に敷いたりはしていませんが、 鍋敷きにしたり、枕にしてたことはあります。あと、鏡の下に敷いて高さを調節したり…。 ちなみに枕に使うには硬かったです。(あまりオススメできません) てんとう虫やら植木やら、小さくて可愛いものを守るあまり、人間の殺生には頭が回っていないであろうヘドロさん。 今週のちょっと一言 ヘドロさんが恐がられるのは、顔の表情が変わらないからだと真剣に考えてみました。 無表情とは、それだけで恐怖感を煽ります。 職場の同僚がマスク着用しているのですが、顔の下半分が隠れてしまうため、表情が分かりにくいなァと思ったりします。 顔の一部が隠されると、その人の考えていることが分かりにくくなり、その結果、ヘドロさんのように恐がられる… とかなんとか。 夜兎編の最中に、「もしこのシリーズが終わったら、万事屋の三人は、また元と同じように生活できるのかな?」 と心配していた部分もあったのですが、夜兎編直後の酔っ払いたちによる酔っ払いたちのためのヒロイン談義、 そして万事屋がいっさい登場しない、真選組メインの話、この二つのギャグのクッションを入れたことによって、 万事屋はまた元に戻り、読者にとっても二話のギャグ話が入ったことにより シリアスから日常への、気持ちの切り替えがうまくいったのではないかと思います。 空知先生のカラー、何度見てもいいですね。 おわり!



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