第30訓  事件は悪い奴が起こすんじゃない はしゃぎすぎた奴が起こすんだ


さて、いよいよターミナルにて鎖国解禁二十周年の祭典開催です。1P目に、春雨編で登場した鳥星人がいますね。
さすがはキャラを大事にする空知先生ってところでしょうか。こういうのって、発見すると一人で嬉しくなりますね。
それにしても、着物に髷結ってる人たちのバックにある、近未来的なターミナルがミスマッチで素敵ですね。
SF大好きです。


綿菓子の甘い匂いに反応する銀さん。綿菓子って三度も言ってるあたりに執着心を感じられます。
その脇でドロドロなままごとを始めてる神楽ちゃん。これもメロドラマの見過ぎなんじゃあないでしょうか。
平日の昼間にやってるTVにはあまり教育上、いや人間が賢くなるために宜しいものはないように思われます、ハイ。
プー太郎やってるときにヒシヒシと感じましたよ。 ドメスティックバイオレンス〜ってよく聞きますけど、実際に言いながら
実行する人はあんまりいないですよね。しかもアナタにとってはままごとでも私にとっては世界のすべてだった!
ってのはすごいですね。こういうのってメロドラマや歌謡曲の歌詞にありそうですけど、普通に生きてて言う機会ってのはあるんでしょうか。自分に酔わないとなかなか言えないですよね。


カラクリを完成させ、万時屋に小遣いを渡す源外さん。無邪気に喜ぶ神楽と新八が微笑ましい。
三郎が付いていっちゃうところが笑えます。あ、神楽ちゃんまた肩車してもらってる。この祭りの描写って
結構リアリティありますよね。銀さんと源外さんがいる焼き鳥屋は随分立派な屋台です。食べる席までついている
とは。源外さんの回想に出てくる親子像はいいですね。なぜかキテレツ大百科を思い出しましたが。
なぜだろう?主人公のキテレツ君をはじめ、ベンゾーさんもあんなビン底メガネかけてたからだろうか。
あ、あと発明家ってところも共通点ですね。


まぁそれはともかく、銀さん曰く、二十年前に天人が来たころは 侍も派手にやってたとの事ですが、そのころ自分は
まだハナタレだったとの事。で、銀さんが参加してた戦は各地で散発的にあったゲリラ戦だったワケですね。
主人公である銀さん自身の口から、第三者に対して自らの過去が語られるってのは珍しいと思います。
幕府や天人に対して恨みはないのか、とつぶやく源外さんを見つめる銀さんの視線が意味深です。まぁ源外さんが
良からぬ事を考えているのでは…?という前回、桂が高杉に感じたのと同じような気持ちだったのでしょうが、
銀さん自身の過去が伏せられていると色々深読みできますね。




さて、神楽&新八がテキヤをやってるマダオこと長谷川さんを発見。うわー、何かすごく似合ってますよね。
ちゃんと挨拶して声をかけてあげる新八がいいですね。長谷川さんと新八は、第2訓から何度か顔合わせてますが、
そのたび毎にお互いの立場が微妙に変わってますね。 神楽と沖田、長谷川さんに対してキッツイですな〜。
そもそも射的のコルク栓でメガネ打ち抜いたり、腕時計割ったりできるわけね〜っての!銃を構える神楽と沖田の
ポーズが無駄に格好いいです。あとは18禁のボックスが気になります。ちゃちそうな中身は大体想像つきますけれど。


他にも詳しく見てみましょう〜。え〜、招き猫、茶筒みたいなヤツ、キョロちゃんもどき、夜叉みたいな人形、
手形?、扇子、金印のでかい将棋の駒、盆栽、ヒョットコの面、でかい玉子にぎり、下駄、魚をくわえたクマの置物、
顔のついた棒。。。

いや〜、チェックしながらさすがに自分のアホさ加減に呆れたわけなんですけど。分からなかったものは省きました。

音楽に合わせて踊る踊り子さんたちの顔が、麻呂眉鉤鼻で平安美人まんまの顔立ちです。幸せそうな顔してますね。
警護に当たっている真選組、近藤と土方。マジな顔でウンコしに行くと言って、フラッと持ち場を離れた沖田を想像
すると笑えます。多分騙されるのは局長だけでしょうが。そんな信じ方される位なら疑われた方がマシだ、ってのは
いいツッコミですね。土方のツッコミは新八のと違ってボソッとつぶやく感じなのが面白い。
いや、一番は新八だと思ってますけどね!



タッタカターと懐かしさすら覚える擬音を立てて山崎の登場。お上のたこ焼きを勝手に食べるとはいい度胸…って
局長ももぐもぐ食ってます。しかもハメはずそーぜ!とか言っちゃってます。近藤さんは人望があってリーダー性も
持ち合わせてる人だとは思いますが、やっぱり土方やら沖田やらが補佐してあげないと危なっかしい感じがしますな。
でも近藤さん、すごい好きなんですけどね。真選組では一番好きだし、お妙さんともハッピーエンドになって欲しいと
思ってますよ。 さて花火を見つめる銀さんの後ろに高杉登場。登場シーンも一筋縄ではいかない人です。


この「後ろをとられる」ですが、戦いの最中に後ろを取られるならまだしも、気を抜いてるときにソッと近づかれたら
分からんですよね。そして将軍に向かって三郎の銃砲を向ける源外。それを面白そうに見つめる高杉。
彼が源外をそそのかしていることは間違いないのですが…。



悲しき復讐の銃弾が迫る!!このアオリも、復讐劇のやるせなさを一層引き立てております。





  第29訓  音楽なんて聴きながら受験勉強できると思ってんのか お前は!もう切りなさい!

乞食姿の桂とついに登場の高杉。管理人は高杉についてあまり知識がなかったのですが、爆笑問題の
「日本史が人物12人でわかる本」(幻冬舎)を読んでへぇ〜ってな感じでした。爆笑問題好きで、本まで
せっせと集めたりしてるんですが、この本は高杉晋作の他にも土方歳三も扱っていて、銀魂読者にも
良いかもしれません。いつもの爆笑本よりもネタ少なめで史実解説部分が多いので、個人的にはまぁまぁ
という感じですが、史実部分も分かりやすく書いてあるので興味のある方はぜひ一読を。
余談ですが爆笑問題の傑作は世紀末ジグソーパズルだと思ってます。




さて、激しく脱線しましたので話を戻します。実際の高杉も祭り好きだったとのことですが、銀魂の高杉も祭り好き
との事。一体どうなることやら。銀魂には珍しく扉がありますね。しかも銀さんピンです。哀愁漂う横顔に、一体何を
見つめているんでしょう。さてお登勢さんをはじめ歌舞伎町、町内会一同の面々に囲まれるのは平賀源外じいさん
です。いきなり時代が遡ってる気がしますが、気にしないでおきましょう。さっそうと現れる万事屋3人組。

新八がお通ちゃんのヒット曲「お前の母ちゃん何人だ」を熱唱…。そうか、新八は音痴なんだ。何だかそんな感じ。
マイクを取り合う面々の前に現れたのは…ナウシカに出てくるロボットに似てる。平賀さんからもそこはかとなく
ジブリの匂いが。着物風のつなぎが面白いですね。 三郎のつぶらなひとみが可愛いです。高い高いしてる神楽とか、
肩車してもらってる神楽とか、何かもう可愛すぎ。 源外さんによると、もうじき鎖国解禁二十周年の祭典がターミナルで
行われるとの事。このターミナル、銀魂のシリアス展開には非常に重要な役割をするのではないかと。
いや、宇宙に行く回ではキンタマネタとこあったところですがね。

お登勢さんの「年寄りが長生きするコツは 嫌なことはさっさと忘れることだよ」ってのは名台詞ですよね。
これは自分もすごく思いますね。年寄りに限らず、人間すべての出来事を記憶していたらしんどくてやってけません。
もう二度と戻らない楽しかったことは何度も思い返して美化されていくし、嫌なことはどんどん忘れて恥をさらして
生きていくものなんです、人間は。


源外じいさんの回想シーン。「このままじゃ この国は天人どもに巣食われちまうぞ」
今でこそ天人はすっかり町にも溢れ返っている状態ですが、当時の江戸にとっては天人ってのは絶対的に排除すべき
存在だったのでしょう。一人で作業を続ける源外さんから場面は真選組屯所に移ると。
祭りの際の護衛について語る副長。局長はどうしたんでしょう。


料亭で会談をしていた幕吏十数人が皆殺しにされた事件――高杉はそうとう危ないヤツみたいです。





  第28訓  ああ やっぱり我が家が一番だわ

先週の続きかと思いきや、もう新八の帰宅場面になっております。


アレ?エリザベス?でも宇宙怪獣ステファンって胸に書いてますね。
ステファン見たときはあんまり可愛いと思いませんでしたが、このくらいの大きさだったら結構可愛いかもしれない。
新八、ちゃんとお土産を買ってくるあたりいい子ですねー。でも戸を開けた瞬間、お妙さんコワッ!!
バトルシーンより迫力ありますよ、コレ。ズドンと音を立てて、なぎなたで一撃で仕留められるステファン。
お腹がカクッと曲がってる辺りがいやにリアルです。カワイイ弟に向かってブラックホールにでも飲みこまれて…
とか言い出すお妙さん。一時的にブラックホールでゆっくり、なんてできるワケないでしょ。
ステファンがボロボロです…。


いやー、てめーのノーパン談義はどーでもいいんだよーのコマのお妙さん、瞳孔完全に開いてます。
お気に入りの勝負パンツ、どんなのなんだろ。銀魂の世界ではみんなパンツ履いてるんですね、ナルホド。
「誰かと決闘でもするのかイ?」とさりげなくボケる銀さんがいいです。新八突っ込んでないけど。
パンツをはく文明人の発言じゃね―よ、って言いえてますね。パンツはいてるかどうかが、文明人か否かの境界線
だったら嫌ですけどね。

あ、神楽ちゃんとお妙さんが最凶ユニット組んじゃった。この二人がくっつくとは以外でしたが、
いいコンビになりそうです。近藤さん、また店のテーブルの下に隠れてました。
「訴えるぞ貴様!」「訴えられるのはテメーだァ!」確かにそうです。
大江戸新聞に載ってるmagedas、久しぶり!二話目で新八が着てた着物の柄ですね。
銀さんと近藤さん、二人ともふんどし仮面にパンツ配られてました。パンツ破をって犯人、捕獲作戦開始。

でも、おとりとはいえ、よく自分のパンツをみんなの前に晒せますね〜、お妙さん。
銀さんの格好もアレですが、局長が!新選組の羽織着てますよ。こんな風にさりげなく出てくるとは。
しかも神楽ちゃん、それはブルース・リー!黄色と青が鮮やかに脳裏に浮かびます。

すっかり一員になってる近藤さん。お妙さんの遊び気分なら帰りなさい、ってのと新八の応答がちぐはぐで面白い。
クソ暑い中、泥棒が現れないことでケンカをしだす面々。局長が一人大人になってます。
この人はホント面倒見がいい人なんだろうなあ。締め上げられてる新八まで、僕お茶〜とか言ってんのが笑えます。


局長自爆。アレ?お妙さんが近藤さんって呼ぶの初めてじゃないかな?花見の会ではゴリラ呼ばわりだったのに!
ふんどし仮面、絶好のタイミングで現れたハズなのに格好が情けなさ過ぎ!
あ、局長がパンツを死守してる!で、とどめは銀さんがさすと見せかけて、結局というかやっぱりお妙さんだった!
「心までノーパンになってね」お妙さんカッコいいし、駆け寄る新八と神楽が子分みたいでカワイイです。

自爆ネタはテンポが命ですけど、今回の話はテンポも良かったのではないかと。




  第27訓 困った時は笑っとけ笑っとけ

前回、宇宙船墜落!?ってな感じで幕を引いて、今週はいきなり攘夷志士時代の坂本と銀時。
このP、台詞がなかったら普通に時代劇っぽいです。高い視点を持って生きるため、宙に行くと決心する坂本。
史実から言うと、日本を出て外国に行くぞ、ってなところでしょうか。隕石を叩き落す、って豪快です。

坂下の回想が終わり、墜落した宇宙船の前に座りこむ一同。銀さんの格好がものすごく暑そう。
先週号のことなんか忘れたとほざく坂本に突っ込む銀さんに、さらに突っ込む新八。新八って突っ込みのときは
言葉遣いが変わるから好きです。容赦ないというか。でも神楽ちゃんの心配をしてあげるだなんて、一番大人です。


ほっかむりの神楽ちゃんが可愛いですけど、三途の川が見えちゃってるそうな。
こういうベタなギャグでも笑わせてくれます。神楽ちゃんだけでなく、銀さんと坂下の二人も幻覚が見えてる様子。
誰も信用できねー!って確かにろくな大人がいませんもんね。


そこに救助の宇宙船が到着。ん?このピョコってのは某国の王子の触覚…?
出た!女子キャラ!陸奥さんです。いきなりスゴイキャラ立ってますね〜。女遊びも程々にせんと、また病気移される
って性病ですか。こういうネタって少年誌的に結構新鮮です。エッチネタはあっても性病ネタまで頭回りませんよ。
笑いながらぶっとばすぞ、とか言ってる坂本が良いですね。この船は快援隊、という私設艦隊みたいなものとのこと。
実際の陸奥宗光は海援隊の副長でしたので、銀魂の陸奥もおそらくこの船の副長なんだろうと思われます。


艦隊そのものが会社、カンパニーってことは坂本は社長?みたいなもんですかね。貿易会社。
スゴイや!ただのバカじゃなかったんですね、と新八が爽やかにきつい事言ってます。
人を動かすのは武力でも思想でもなくて利益だ、という考え方非常に悟った感があっていいですね。

ここで桂と高杉がチラッと登場しますが、坂本との立場はかなり正反対な気がします。でもそれでいい、というあたり
坂本って柔軟な思想を持ってると思います。人が集まってくる男ってのは何か持ってるモンだ、と自分や桂を挙げて
さりげなく自画自賛をしておりますな。銀魂には、人を集める理想のリーダー像ってのが結構描かれてると思います。
銀さんや桂や坂本、あとは近藤局長も。局長が真選組の隊士から厚い信頼を受けている、ってのはガマ蛙守る
回で描かれてましたが、この坂下の台詞で思い出しました。

あれ?何?ウソ?何?あれ?ははは。新八の台詞が何とも混乱してる状態を現しています。
普通に手すりにもたれながら喋ってるあたりがさらに滑稽というか。連れ去られてもなお笑ってる坂本さん。
あれは砂蟲…と慌てず騒がず、解説を始める陸奥さん。ここで彼女の名セリフ、特に股間を重点的に〜
ですよ。ホント何の恨みがあるんだろ。しょっちゅうフラフラと女遊びに出歩く坂本への戒めでしょうか。


刀ではなく銃で応戦するところも、ちょっと龍馬を思い起こさせます。で、砂蟲の全貌が明らかに…。
こういう触手系は皇子のペットだったペスとか、しろくろのアレとかでもありましたね。空知先生も段々と触手が
上手になってる気がします。

大砲を撃てとの坂下の指示に、即座に命令を下す陸奥。
驚く新八に向かって、語りだす陸奥。この一連の流れがすごい好きなんですよね。股間云々よりももっと。
「大義を失うなとは奴の口癖…」と言い、それを忠実に実行する。奴の生き方に反するようなマネはできない、と。
こんなことで死ぬ男ではないと言い切るところ!ここにしびれなくて、どこでしびれるんですか、全く!
でもこの状況だったら死んじゃうよね。うん。そこでやっと銀さん登場。木刀で大砲を貫く!

あれは真剣でやってた方がすっきりしますね。気にする人は気にするでしょうし。自分的には全然OKですが。
でも「大義を通す前にマナーを通せ、マナーを」ってのは今回一番の名セリフですよね。坂下の「大義を失うな」
っていう言葉が霞んでしまってるのは、やっぱり銀さんのこの言葉があるからだと思ったり。
あとは自分の思った通り生きてっぞ、ってのも。銀さんは人に色々説教を垂れますが、自分のことを語ることが
少ないので、こういうのがたまにあるといいと思います。


再び坂下の回想シーン。二人の別れの場面。こう見えても地球が好きでね、と語る銀さん。
「地べたに落っこちまった流れ星でも釣りあげて、もっぺん宙にリバースよ」ってすごい詩的というか
絵的に美しい感じがします。自分は何度でも飛ぶぞ、あの宙に…と銀さんの手を掴む坂本。
銀さんのブッサイクな顔で笑ってたら何気にいいシーンじゃないですか。
最後のしめは新八で。



一話のうちに二度も回想シーンが入ったせいか、随分長く感じられました。空知先生のキャラにしては陸奥が
目新しい感じで気に入りましたし、アホかと思わせつつもしっかりと坂下の信念が描かれていたりと良かったです。
というか、陸奥さんすごい好きなんでまた出して欲しいです。




  第26訓  旅にはパンツは忘れてもUNOは忘れるな

いよいよ、前々から楽しみにしていた宇宙編開始?です。いや〜、宇宙とか大好きです。
昔やってた無責任館長タイラーってアニメが好きで見てました。SF好きというか、ああいうチープなスペースオペラ
がいいんですよね。

さて、この表紙が何ともすごいです。いくら新八って名前とはいえ、本当に8人います。
それにお登勢さんがどアップ!銀さんは相変わらずだるそうな表情してますねー。いろいろアオリも凝ってますが、
一番は背表紙の「今宵限りの晴れ舞台!?」コレですね。だって自分で「!?」って突っ込んでるんですよ。
もう読者に突っ込ませる余地もないです。まぁこういうのは担当さんが考えてるんでしょうが。

そして巻頭カラー!すごい!すごい少年誌っぽいです!まず銀さんがカッコいい!
蒔絵みたいなのが入った鞘もいい感じですね。それに墨絵みたいな神楽と新八もカッコいいですね。
空知先生はペンよりも、こういう筆で描いた絵のほうが味があっていいですね。コミックの、だんでらいおんと
しろくろの描き下ろしもすごい良かったですしね。

さて、1P目のむを!!って神楽ちゃん、髪の色がまた微妙です。ピンクとオレンジの中間といった感じです。
こういう微妙な色は、印刷の状態で随分変わるらしいですけれど。この大江戸ストアって、一話目で
お妙さんが買い物してたとこですね。懐かしい。「ケツ拭く紙は忘れたけど…」って神楽ちゃんの言葉遣いは
デンジャラスです。取り出したるは、何ともチープさ溢れる宇宙への旅の招待券。3名様ってのが微妙ですが
突っ込んじゃ駄目ですね〜。

そしていきなりターミナル。こういうテンポのいいところは結構好きです。金属探知機にあっさり引っかかる銀さん。
自分がコレ通ったときは靴まで脱がされて体に探知機いろいろ当てられましたな。しかし、つねに下ネタを忘れない
銀さんが素敵です。股に二つ〜ってまるで小学生です。
このお姉さんはこういう困ったお客さんを笑顔であしらうのが上手そう。大概の国際空港ってのは
ものすごいお客さんの量なんで、なかなか笑顔で接客できる状況じゃないですしね。



新八の「姉上も連れてきてあげたかったなァ」って台詞がしんみりします。新八はホントにお姉ちゃんっ子って
感じがしますね。この姉弟のコンビが好きです。そして!いよいよ坂本の登場です。初登場のシーンなのに、
定春に頭かじられてドクドク血を流してるあたり、坂下のキャラクターが大体想像できますな。
二人が食べてる機内食?機内食とは思えないチョイスですね。でも涙流して定春の心配しつつもしっかりがっついてる
神楽ちゃんが可愛いです。

そして、地球の登場!いや〜、ジャンプで宇宙船とか惑星とか見る機会があるとは。
「心に遺しておかなきゃいけない汚れもあるよ!」って何気に深いですよね。残す、じゃなくて遺す、って言ってる
あたりに作者のこだわりを感じます。結局新八が定春を探しに立ち上がると、革命組織「萌える闘魂」
ハイジャック犯の登場です。いつの時代でもこういうムチャを言う人はいるもんです。左にも右にも偏りすぎては
いけませんね。息もぴったりにハイジャック犯を撃退する三人。新八のラーメン鉢攻撃があまりカッコよくないあたりが
新八らしい。殺傷力意外とあるかも?ポーズをとる3人が決まってます


そこで坂本登場。神楽に蹴りいれられてのびてる辺りがヘタレっぽい。この船は重力発生装置みたいなのが
ついてるんでしょうか。船内も傾いてます。宇宙船の操縦経験のある方…に反応して、坂本を操舵室に
引きずっていく銀さん。そこでようやっと、銀時に気がつく坂本。坂下の頭を壁にぶつけたのは、名前間違えられて
起こったから?金時だったらジャンプ回収騒ぎ…それこそ空知先生の思うツボのような気もしますが。

「頭はカラだが無類の船好き 銀河を股にかけて飛び回ってる奴だ…」銀河を飛び回ってるって面白い設定ですよね。
ここで辰馬という名前も判明。しかし頭はホントに空っぽそう。万事屋三人で舵を取り合ってるときの
「アンタらに命預けてたら何回転生しても足りねーよ!」って新八の台詞がツボでした。いやー面白い。
坂下の、自分でオチをバラして自分で破る、ってのが新鮮で良かったです。
さて、船はどうなるんでしょう?



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